エコレザー認定基準

「エコレザー」は世界的なトレンド

エコレザーは、1990年代半ばからヨーロッパを中心に普及・発展し、2002年には中国でも本革エコマーク基準が発表されるなど、世界的なトレンドにまでなっています。
日本では、2006年に、NPO法人 日本皮革技術協会 と一般社団法人 日本タンナーズ協会 の協力の下に「日本エコレザー基準(JES)」が制定されました。
その認定業務は、一般社団法人 日本皮革産業連合会が運営し、現在、多くの革が認定されています。

なぜエコレザーが注目されるのか

公益財団法人 日本環境協会 が実施しているエコマーク商品群の「かばん・スーツケース」「靴・履物」の革素材基準として日本エコレザー基準(JES)が採用され、革手袋、革衣料、ベルトなどをエコマーク商品として認定することが予定されています。
今後も、環境配慮社会のトレンドを背景にして、数多くのエコレザー製品がマーケットに登場していくものと思われます。
そうした傾向は、日本皮革技術協会が「第79回東京レザーフェア」(2009年1月22日~23日)で来場者を対象に実施したアンケート調査にもはっきりと現れているようです

エコレザーとはどんなレザーなのか

注目を集めつつあるエコレザーとはどんなレザーなのでしょうか。
それは、「日本エコレザー基準(JES)」に適合し、「製品の製造・輸送・販売・再利用」までの一連のライフサイクルのなかで、環境負荷を減らすことに配慮し、環境面への影響が少ないと認められる革材料のことを指しています。
また、JESラベルの認定対象は「皮膚断面繊維構造を損なわない革」に限られ、再利用においても革の機能を損なわないことが大前提とされています。

日本エコレザー基準(JES)の主な認定要件は下記の3つです。

  • 天然皮革であること。
  • 排水、廃棄物処理が適正に管理された工場で製造された革であること。
  • 臭気、化学物質(ホルムアルデヒド・重金属・PCP・禁止アゾ染料・発がん性染料の使用制限)および染色摩擦堅ろう度に関する一定の基準を満たしていること。

詳しくは「日本エコレザー基準認定実施ガイドライン-2009」でご確認ください。

日本エコレザー基準認定製品だけが使える認定ラベル

日本エコレザー基準(JES)に適合すると、認定された革およびその革を使用した革製品には「ラベル使用契約」に基づいて「日本エコレザー基準認定ラベル」を表示することができます。

日本エコレザー基準認定ラベルは、皮を鞣すドラムが勢いよく回転し、皮と鞣剤が勢いよく跳ねて躍動している様子を示しています。 マークの中の白抜きの小文字はe、躍動する青い液体はc、外周はoで、全体でecoを表しています。若葉はエコの象徴、全体の丸は地球を表しています。

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