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日本エコレザー 認定制度が変わります(2024年4月申請分から)

人と環境に優しい革を認定する「日本エコレザー」の認定制度を、世界的な化学物質の規制動向を踏まえ、2024年4月申請分から、以下の通り改訂します。
認定ランクをシルバーとブロンズの2種類とし、シルバーについては、世界的な基準に合わせて検査項目を増やしました。なお、検査項目は皮革製造に関するものに絞りました。
名称は、「日本エコレザー認定事業(Japan Eco Leather(JEL基準))」へ変わり、マーク(ラベル)もJELラベルへ一新します。


「日本エコレザー」の主な認定要件

  • 天然皮革である。
  • 排水処理・廃棄物処理が適正。
  • 適切に入手された原料皮から製造。
  • 臭気・化学物質・摩擦に対する染色堅ろう度の基準を満たしている。
  • 発がん性染料・指定する化学物質を使用していない。

「日本エコレザー」の主な認定要件

  • 天然皮革である。
  • 排水処理・廃棄物処理が適正
  • 適切に入手された原料皮から製造
  • 臭気・化学物質・摩擦に対する染色堅ろう度の基準を満たしている。
  • 発がん性染料・指定する化学物質を使用していない。

なお、現行認定分は改訂後も、認定期限まで有効です。また、現行制度のJESラベルもその革や革製品のJESラベル使用契約の期限まで使えます。

(別紙1)日本エコレザーの改訂概要(2024年4月申請分より)

(別紙2)日本エコレザー基準

<認定レベルの範囲>

●JEL(2024年4月以降)

  • シルバー
  • ブロンズ

●JES(旧制度)

  • エキストラ(36カ月未満の乳幼児用)
  • 成人皮膚接触(成人:36カ月以上)
  • 成人皮膚非接触(成人:36カ月以上)